アオシマ1/24’15ランボルギーニアヴェンタドールSV製作第4話 リアグリルの加工方法
- 2021.06.20
- アオシマ ランボルギーニ アヴェンタドールSV製作記

リアグリル&スポイラーの仮組み
リアグリルのエッチングパーツ
パーツ確認
まずはリア周りパーツをチェックします。
グリルパーツが左右、中央で3分割されていて、あとはスポイラーとテールランプという構成です。

エッチングパーツはグリルのメッシュ部分ですね。
説明書ではここ。

実際のパーツはこれです。

フロントグリルのパーツで経験済みなので、手際よくいきましょう。
エッチングパーツ加工
エッチングパーツは切り出してバリ処理しておきます。

ここまでの記事でも何度か登場したタミヤのダイヤモンドヤスリ400番です。
バリがあったところを指で撫でて、引っかかりがなくなっていればOKです。
エッチングパーツは平らな板なので、パーツに合わせて湾曲させてやる必要があります。

取り付けるパーツに押し当てて曲げるポイントを決めたら、エッチングベンダーで少しずつ曲げます。

取り付け先のパーツにぴったり合うように少しずつ加工します。

エッチングベンダーがあると便利ですね。

こんな感じなっていればOKです。
まだ仮組み段階なのである程度位置と角度を決める程度にしておきます。
本組み立てのときには多少微調整をするつもりで進めます。

中央のグリルにも同様にエッチングパーツを合わせます。

同じ手順で、パーツに押し当てて曲げどころを決めて、

エッチングベンダーなどを使ってじわじわ曲げて形を合わせます。

こちらも準備OKです。
仮組中なのでまだ接着はせず、マスキングテープで固定しておきます。
これでパーツは揃いました!
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グリルパーツの仮組み
パーツが揃ったので、グリルとスポイラーを外枠に組み込んでみます。
パーツはこんな感じ。

グリルの組み込み
リアグリルの外枠パーツに各種パーツをつけて、外枠ごとボディ本体にハメこむ形式です。

このように裏側からパーツを取り付ける方式です。

エッチングパーツ部分が多少干渉するので、組み立てるときは注意が必要です。
中央のメッシュを取り付け。ここは干渉なくすんなりいきました。

中央グリルは両端が鋭角に尖っているので、あまり無理に力を入れると先が曲がったりつぶれたりするかもしれないです。
取り付けの時だけでなく、保管中も注意したほうがよさそうですね。
次に左右のメッシュ。

ちょっと干渉があるので、本組み立てのときは少し周囲を削ったほうがよさそうです。
左右と中央のメッシュをつけて、組み込み完了。

スポイラー取り付け
スポイラーはグリル側のダボ穴に合わせて差し込めばOK。

こんな感じでリアグリルのメッシュ部分組み込み完了です。

テールライト
テールライトを仮組して、グリル本体に組み込んでいきます。
驚異のパーツ分割
このキットの驚きポイントの1つですが、テールランプがブレーキ灯、ウィンカー、バックランプの3分割になっています。
これ、かなり秀逸な設計だと思います。
多くのキットが、テールランプ用のクリアパーツは全体で1つで、ブレーキとウィンカーは自分で塗分けますよね。
複雑な形状だと、自分できれいに塗分けるのはかなり難しいです。
これが、ブレーキランプのクリアレッドパーツ、ウィンカーのクリアオレンジパーツ。

こんな感じで分割されています。
で、これを組み合わせるとこんな感じ。

アヴェンタドールの鋭角で複雑なデザインを簡単に再現できます。
バックランプ用のクリアパーツも分割されています。

かなり小さいパーツですよね。この細部のこだわりが、このキットの素晴らしいポイントだと思います。
え!?そこ分割しちゃう?みたいな驚きと、そうそう、そこをきれいにしようと思うと結構大変なんだよね~わかってらっしゃる!という喜びが同時に襲ってきます。

これをブレーキ灯、ウィンカーの狭間に差し込むスタイルです。

こんな風に、組み立てるだけできれいに配色できます。
アオシマさん、グッジョブです!
ライトのクリアパーツが揃ったので、テールランプの土台に組み合わせておきます。

これでリアグリル関連のパーツは揃いました!
リアグリルをボディ本体に組み込み
さて、役者は揃いましたので、ボディへ仮組み込みします。

まずはボディにグリルパーツをハメ込みます。
ボディ左右にグリルパーツを受けるツメがありますので、そこに引っ掛けて取り付けます。

ピタッとハマります。
テールランプ組み込み
ボディにグリルが付いたので、テールランプも仮組します。

テールランプは、グリルとボディの隙間にぴったり入ります。
こういうところのストレスがないのはうれしいですよね。
リアグリル仮組み完了

グリル部分のエッチングパーツは多少干渉しそうかな、というくらいでほかのパーツはストレスなく仮組みできました。
パーツ数が多くて組み立て手順が少し複雑に見えますが、一つ一つの組み合わせが考え抜かれていて、組み立て工程はストレスフリーでした。
次は、ボディ側面のインテーク周り!
製作の様子を動画でも公開中~!
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