ズベズダ 1/48 Mi-24 VP ハインド 製作記1 コクピットとエンジンの製作

ズベズダ 1/48 Mi-24 VP ハインド 製作記1 コクピットとエンジンの製作

ズベズダのハインドを作る!

購入から3年半しっかりと熟成させた?ズベズダの1/48ハインドの製作を進めます!

開封したのは2020年の10月。コロナ真っ只中のころですね。

まずはコクピット

3年半前に少しだけパーツを切り出したり、塗装したりしていたので、「ちゃんとパーツ残っている?」「どこに置いたんだっけ」からスタート・・。こういうオーバーヘッド時間が効率を悪くしますね。

なので、製作期間はなるべく短く一気に完成まで突き進む方が効率的(当たり前ですね 笑)

仮組してみます。

射撃手が前、操縦士が後ろのタンデムです。
パーツ分割は、土台+シート+レバー+側面パネルパーツとなっていて、あとは前後の搭乗員フィギュアですね。

パーツを並べて3年半前の状態まで巻き戻しました。
黒サフを吹いて終わってましたね。

シートやらレバーやらを仮留めして様子を見てみます。

おさまりがいいです。
無理がなくて「どこに」「なにを」「どの向きで」取り付ければよいかをパーツがナビゲートしてくれる、という言い方がしっくりくる気がします。

置いていくと自然と位置がわかるというのは、キットの設計からパーツ造成までの技術がたかいということですよね。

射撃手のフィギュア。ベルトとか少しモールドを掘りなおしましたが、全体的な造形は細かくていい感じです。

塗装していく

コクピットを中心に塗装できるものはどんどん塗っていきます。

ちょっと迷ったのは説明書の指定色。
説明書にはズベズダ社の塗料番号で記載してあります。そして、説明書の別添、ボディの塗装パターンが書かれた紙があるのですが、そこにズベズダ社の塗料番号とタミヤカラーの塗料番号の変換表がついてます。

ただ、「うーん、これであってるのかな‥本物はどうなんだろう」っていう箇所がちょいちょいあります。

その辺は、塗料番号変換表だけで判断せずに、先達の製作記、作例、ネットで実機の写真などを漁りながら自分なりの答えを出していくことになります。

サイドパネル。

後ろの方がグレーで、パネルはグリーン。
後で思いましたが、グリーンはツヤを落としておけばよかったな、というのと、いろみももうちょっと白みがかかっていた方がよかったかな・・と。

デカール。

かなり細かいプリントで、精度が高いです。
コシも強くてちぎれないですし、非常に取り回しが楽で貼りやすかった。

コクピットがにぎやかになりましたね。

oplus_0

後ろから見るとこんな感じ。
操縦席の周りのごちゃごちゃ感がデカールでしっかり表現されています。

ギアボックスから作る。

やはり1/48の大きなスケールなので、エンジンががっつり再現されています。

ロータを支える部分(呼び方がわかりません・・)

説明書のこの部分。
ターボシャフトエンジンの回転を垂直のロータ回転に変えるギアボックス的なものです。

組み立てて塗装してみた。

説明書の指定色を追うと、スカイブルーってことになっています。でも、そのままスカイブルーで塗装したら機械っぽくないというか、工業製品な感じが名来るように思いました。

なので、塗料にフラットベースを添加してツヤをかなり落として塗装し、さらにスミイレ塗料でフィルタをかけていきました。

天井に仮載せ。なんとなく前傾なのが少し気になっています・・・
が、パーツの取り付け位置的にこの角度しかないので、ここはキットを信じて進めます。

ターボシャフトエンジンの製作

コクピットとエンジンが前半戦で、機体外装が後半戦とするならば、エンジンは間違いなく前半戦の見どころです。

パーツの確認

パーツを切り出してモールドを見ていきます。

パーツ数は少なく抑えられていますが、モールドの細かさが目を引きますね。

必要最低限のパーツ分割。
それはつまり、必要箇所はしっかり分割してあるということです。

シャフト部分やタービンのファンが別構成にしてあり、外側の細かいパイプ類はモールド化してあります。

仮組するとこんな感じ。

ちょうど最近昭和ゴジラのモスラ対ゴジラ観たので、生まれたての双子モスラにしか見えないです。

かるく設置してみます。
先に作っておいたギアボックス的なものにシャフトを接続する構成になっていて、ホンモノ度が高いです。

逆側から見た写真。
角度は気になりますね・・

塗装してみる

エンジン本体を塗装します。

高温になるエンジン本体なので、金属も重めの印象になるようしたいと思いました。
なので、いったんスーパーファインシルバーで塗装したあとその上からブラックメタリックを載せて、最後にクリアブランでフィルタリングしました。

本物がどういう色か魔ではわからないものの、私の想像の中の「ハインドのエンジン」としては、再現度90%以上の素晴らしい出来です。

組み立て

パーツの塗装がすべて完了したので組み立てて行きます。

屋根裏のエンジン部分。

スミイレ塗料で全体をフィルタリングしてから取り付けました。
色味の統一感を少しでも増やして、工業製品の重みを出してみたつもりです。

ずっと見ていたくなるお姿・・・(^^♪

角度は気になる・・・。
ギアボックスから出ている脚が浮いているのは角度の問題なのかな、とか。

コクピット、兵員輸送ルーム、エンジンを合体させます。

oplus_0

出来上がり。

これで機体内部の製作が完了です!

操縦席側からの1枚。
でっかい機体の割には内部の横幅はそんなにないんだな、と感じました。
ヘリコプターですからそういうものなんでしょうけど、めちゃくちゃデカイイメージと、自動車よりも内部の幅は狭いということとのギャップを体感できた気がします。

全体がこんな感じ。

ガンナーにフォーカスした1枚。
ロマンスカーの先頭最前列で箱根に行ったときのことを思い出してしまった。(なんで?笑

兵員輸送スペース。

エンジンやコクピットと対照的なミニマリスト感。
ここに完全武装兵員を最大8人載せられる、っていうけど8人乗ったらミッチミチですね。

生物化学兵器への備えで、兵員輸送スペースは与圧されてるんですって。

ここまでの作業を動画にまとめました!

次回は機体外装の塗装と組み立てです!

並行して、イタレリ1/72ハインドも製作していこうと思っています。
スケールもメーカーも製造時期も違う2つのハインドを見比べながら製作する様子を見ていただければと考えています。

以上!