アオシマ 1/12 ホンダ ドリーム CB750k0を作る! 第3回 着脱加工編
- 2024.02.25
- アオシマ1/12ホンダ ドリーム CB750k0 '69 製作記
精密モールドを完成後も見えるようにしたい!
第2回の記事でクランクケースの仮組みをしていったわけですが、やっぱりこのモールドを作った後も観たいですよね。
ということで、先達の皆様からアドバイスをいただき、真鍮線でダボを作って着脱できるように加工していきます。
真鍮線の調達
まずは資材の調達です。
ピアノ線を使用する方も多いようですが、私は真鍮線にしました。
太さは0.4mm。
サイズ的にこれ以上太いとパーツが破損する恐れがあることと、逆にこれ以上細いとパーツを保持する強度に不安があったためのです。
ドリル
タミヤの精密ドリルをつかいましたが。
しかし、これドリルの本体に「0.4」とか「0.5」と書いてあるんですけど、もう老眼マンにはきびしいです・・・
肉眼では判別できなかったので、いったんスマホで撮影して拡大して確認しました笑
加工箇所
加工箇所は、もともとダボ穴がある位置です。
ダボがないわけではなく、浅いだけなので、ダボ穴を深く掘ってそこに真鍮線を差し込めるようにする、という加工になります。
スターティングギア側の側面。
ダボ穴は複数ありますが、着脱保持ができればいいので、2か所ほど選択して穴をあけることにしました。
よく見ると、カバー側のダボは2か所だけでした。
本体のボルト部分の凹み箇所はたくさんあるけど、カバー側はダボ2つ・・・。
これはもう「加工前提」じゃないですかね、アオシマさんたら。
真鍮線を入れてみる
ボルトのモールドのところに真鍮線を入れればいいので、位置決めは簡単ですね。
0.4mmで穴をあけて、真鍮線がきちんと挿し込めるかを確認します。
カバー側も同じく、ボルト受けのモールド部分に0.4mmで穴をあけて差し込み確認。
あんまり深く掘りすぎると貫通してしまうので、そこはちょっと慎重に作業したほうが良さそうです。
上下2か所に真鍮線用の穴をあけました。
着脱テスト
差し込みができれば、あとは真鍮線の長さを調整して着脱テスト。
後ろ側も同じように作業します。
オイルパンも同様に真鍮を埋め込みます。
真鍮線、オスメス
本体とカバー、どちらに真鍮線を埋め込むか。つまり、オスメスをどちらにするかですが、これはパーツの厚みで決めるしかなかったです。
たとえば、オイルパンはパーツ自体に厚みがほとんどないので、本体側に真鍮線を立てて、オイルパンを受け止める形になります。
他のパーツはほとんどがカバー側に真鍮線を持たせる形になりました。
どちらでもいいと言えばその通りですが、パーツ加工がやりやすくて破損リスクが少ないほうを選んだ結果、こんなふうになりました。
さて、これで着脱加工も含めて仮組が完了しました!
次回は塗装編!
クランクケース、シリンダーブロックを塗装します。
クランクケースの精密な内部構造モールドを際立たせるように塗装していきますので、こうご期待!
動画もやってます!
以上!
-
前の記事
アオシマ 1/12 ホンダ ドリーム CB750k0を作る! 第2回 仮組編 2024.02.23
-
次の記事
アオシマ 1/12 ホンダ ドリーム CB750k0を作る! 第4回 塗装編 2024.02.26