アオシマ 1/12 ホンダ ドリーム CB750k0を作る! 第3回 着脱加工編

アオシマ 1/12 ホンダ ドリーム CB750k0を作る! 第3回 着脱加工編

精密モールドを完成後も見えるようにしたい!

第2回の記事でクランクケースの仮組みをしていったわけですが、やっぱりこのモールドを作った後も観たいですよね。

ということで、先達の皆様からアドバイスをいただき、真鍮線でダボを作って着脱できるように加工していきます。

真鍮線の調達

まずは資材の調達です。

ピアノ線を使用する方も多いようですが、私は真鍮線にしました。
太さは0.4mm。
サイズ的にこれ以上太いとパーツが破損する恐れがあることと、逆にこれ以上細いとパーツを保持する強度に不安があったためのです。

ドリル

タミヤの精密ドリルをつかいましたが。
しかし、これドリルの本体に「0.4」とか「0.5」と書いてあるんですけど、もう老眼マンにはきびしいです・・・

肉眼では判別できなかったので、いったんスマホで撮影して拡大して確認しました笑

加工箇所

加工箇所は、もともとダボ穴がある位置です。
ダボがないわけではなく、浅いだけなので、ダボ穴を深く掘ってそこに真鍮線を差し込めるようにする、という加工になります。

スターティングギア側の側面。

ダボ穴は複数ありますが、着脱保持ができればいいので、2か所ほど選択して穴をあけることにしました。

よく見ると、カバー側のダボは2か所だけでした。
本体のボルト部分の凹み箇所はたくさんあるけど、カバー側はダボ2つ・・・。

これはもう「加工前提」じゃないですかね、アオシマさんたら。

真鍮線を入れてみる

ボルトのモールドのところに真鍮線を入れればいいので、位置決めは簡単ですね。

0.4mmで穴をあけて、真鍮線がきちんと挿し込めるかを確認します。

カバー側も同じく、ボルト受けのモールド部分に0.4mmで穴をあけて差し込み確認。

あんまり深く掘りすぎると貫通してしまうので、そこはちょっと慎重に作業したほうが良さそうです。

上下2か所に真鍮線用の穴をあけました。

着脱テスト

差し込みができれば、あとは真鍮線の長さを調整して着脱テスト。

後ろ側も同じように作業します。

オイルパンも同様に真鍮を埋め込みます。

真鍮線、オスメス

本体とカバー、どちらに真鍮線を埋め込むか。つまり、オスメスをどちらにするかですが、これはパーツの厚みで決めるしかなかったです。

たとえば、オイルパンはパーツ自体に厚みがほとんどないので、本体側に真鍮線を立てて、オイルパンを受け止める形になります。

他のパーツはほとんどがカバー側に真鍮線を持たせる形になりました。
どちらでもいいと言えばその通りですが、パーツ加工がやりやすくて破損リスクが少ないほうを選んだ結果、こんなふうになりました。

さて、これで着脱加工も含めて仮組が完了しました!

次回は塗装編!

クランクケース、シリンダーブロックを塗装します。
クランクケースの精密な内部構造モールドを際立たせるように塗装していきますので、こうご期待!

動画もやってます!

以上!