アオシマ 1/12 ホンダ ドリーム CB750k0を作る! 第2回 仮組編

アオシマ 1/12 ホンダ ドリーム CB750k0を作る! 第2回 仮組編

精密エンジンを作っていく!

とにかくすごいモールド

第1回開封編でもお伝えしましたが、このキットの特徴は「とにかくすごいモールド」です。
そしてもう1つの特徴はこのとにかくすごいモールドが、完成すると見えなくなるということです。

「安心して下さい見えませんよ」

いやいや、これだけ精密な内部構造ですから、全部見せたいですよね。

スターティングギアとかクラッチ板、めちゃくちゃ精密です。

でも組み立てると見えなくなる。

まずは仮組み

なにはともあれ、まずはクランクケースの仮組みを進めていきます。
仮組みをしながら、どうやれば組み立て後もカバーを脱着できるか考えてみようと思います。

クラッチカバーはこんな感じですね。

カバーの上にメッキパーツの外側カバーが被さります。

スターティングギアとダイナモローター側はこういう構成

前後にカバーが分かれています。
ダイナモローターは接着するとして、カバーをどうやって脱着可能なまま固定するか・・

写真では伝わりにくいのですが、ダボが浅いんです。
つまり、着脱を前提にした設計ではなく、基本的に接着を前提にしていることがわかります。

マスキングテープで一部仮留めしながら、全体像を把握してみます。

忘れてはいけないクランクケース底面のオイルポンプ部分。
ここもしっかり再現されていますが、オイルパンのダボが浅い・・。

ダボの数は多いのですが、それぞれが浅くて、いわゆるスナップフィット的なものではないわけです。

気づいたこと

ただ、仮組をしていて気づいたことがありました。
ダボの位置は、基本的に実際のエンジンのボルトが入っている箇所だということです。

そして、旧ツイッターXで先達の皆様に「着脱」のお知恵をお伺いしたところ、ダボの位置に真鍮線やピアノ線で自作ダボを打つ方法を教えていただくことができました。

仮組みでダボを打つ箇所を確認してみると、クランクケース左右とオイルパン、そしてセルモーターのカバーが対象とわかりました。

クランクケース左右のカバーは、ダイナモローターがある側に2か所とクラッチ側に3か所でした。

仮組みはいったんここまでにして、次は着脱加工編へと続きます。

シリンダーブロックは?

ちなみに、シリンダーブロックは仮組みなしで進めることにしました。
理由は、シリンダーブロックパーツをランナーごと塗装して組み立てようと考えたためです。
仮組用に先に切り出してしまうと塗装の時に持ち手を付ける手間も増えるうえに、パーツ番号を見失う=組み立て間違いを起こすリスクも高いと判断しました。

次回は着脱加工編!

第3回の記事はこちら!

動画も公開中!

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以上